【音楽部】すべて出し切った!渾身のステージ!「High School Premium LIVE 2026 in 仙台PIT」
去る7月20日に行われた「第32回宮城県高等学校対抗バンド合戦」において奨励賞を受賞した音楽部所属のロックバンド「愚形ズ(ぐけいず)」が、8月4日(火)、ついに仙台PITのステージに立ちました。県内の高校生バンドの中から選りすぐられた8バンドが出演する「High School Premium LIVE 2026 in 仙台PIT」は、高校生バンドマンにとって憧れ のステージです。
実は「愚形ズ」は、7月の学校対抗バンド合戦に出場するため、「大会に爪痕を残そう」と意気込んだメンバーが急遽 集まって結成されたスペシャルバンド。大会では1曲のみの演奏だったため、当初の持ち曲はわずか1曲でした。そんな中、まさかの奨励賞受賞で、仙台PITでのプレミアムライブへの出演権を獲得しました。
奨励賞受賞から、プレミアムライブまで残された時間はわずか2週間。持ち時間は20分。1曲では足りません。そこでメンバーは、この2週間で新たに2曲をレパートリーに加え、全3曲で仙台PITのステージに挑むことになりました。1曲目はBEAT CRUSADERSの「HIT IN THE USA」、続いてGOING STEADYの「もしも君が泣くならば」、そして最後は銀杏BOYZの「いちごの唄」。
そもそも、今回が彼らにとって2回目のライブ。結成からわずか1か月半あまり。初めてステージに立ったのが7月20日、そして2度目のライブの舞台が仙台PIT。まさに、誰も予想していなかった展開でした。しかし、そんなことを感じさせないほど、ステージ上のメンバーは堂々としていました。
学校対抗バンド合戦のときよりも、明らかに増した集中力、演奏力、そしてパフォーマンス。ギターとベースを激しくかき鳴らし、ドラムを全力で叩き、あらん限りの力で声を振り絞って歌う。客席を言葉で煽るような演出はありません。
ただ、演奏する。
それだけで、会場の空気が少しずつ変わっていきました。
メンバー一人ひとりが持てる力のすべてをステージにぶつけ、心のベクトルが一点に向かって突き進んでいくような、圧倒的な一体感。そこにあったのは、技術だけでは語ることのできない、まさに心の叫びともいうべきパフォーマンスでした。
3曲を終えた瞬間、仙台PITに大きな拍手と歓声が響き渡りました。客席では、思わず両手を挙げ、拳を突き上げる姿も見られました。わずか1か月半前に結成され、持ち曲1曲から始まった「愚形ズ」。それが、2回目のライブで仙台PITのステージに立ち、そして20分間、すべてを出し切りました。
技術を超えた心の叫び。
それぞれの音が一つになったとき、そこには「愚形ズ」にしか生み出せない音楽がありました。
熱く、激しく、そして真っ直ぐに。
「大会に爪痕を残そう」と集まったメンバー。この日のステージは、仙台PITに集まった観客の心に、確かな爪痕を残すことができたのではないでしょうか。